単身パックもラクラク!引っ越し準備のコツをご紹介

転勤や就職で引っ越しをする時には、荷造りに手間取るという事があると思います。荷造りをしようにも、どこから始めて良いのか漠然としていて、結果時間ばかりが過ぎてしまいます。

そこで、効率良く荷造りをする方法をご紹介したいと思います。

計画書は必要です


まず先にするべき事は、計画書の作成です。計画書といっても難しく考える必要はありません。

例えば、自分の荷物が一体どれぐらいあるのか、何から始めるのが良いのか、大雑把でも良いので書き出しておきましょう
この時に、出来るだけ日常生活とは関係ないものから先に荷造りリストにいれておく事がコツです。本やCDなど日常生活とは関係ない物からダンボールに詰め込みます。

衣類や食器は生活に必要になったりしますので、出来るだけ後回しが良いでしょう。簡単でも計画書を書いておくと、迷わずに荷造りが出来ます。

ダンボールの選び方



荷造りに必要なのは、やはりダンボールですよね。

引っ越し業者が用意してくれるダンボールを使用するという場合は良いのですが、自分で用意したいという場合や、例えば知人に頼んで荷物を運んでもらう場合は、自分でダンボールを用意しなくてはなりません。でも、ダンボールと一言で言っても、いろいろなサイズがあります。

この時にミスをしてしまいがちなのが、出来るだけたくさん詰め込もうと考えて、大きめなダンボールを選んでしまう事です。確かに、大きめのダンボールを選べば、たくさん荷物が入りますし、ダンボールを購入する金額も少なくてすみます。
でも、大きめのダンボールにはリスクが伴うのも忘れてはなりません。

大きめのダンボールに、パンパンに荷物を詰め込んだ場合、簡単に持ち上げられますか?おそらく一人では難しいでしょう。
この時に、詰め込む中身を考えましょう。本は一冊では軽いものです。しかし、10冊、20冊と増えれば話しは別です。

大きなダンボール一杯に本を詰め込んで持ち上げれば、たちまち底が抜けてしまいます。そして、ダンボールの下準備として、底の方にもガムテープなどで補強するのが大切です。

どれだけ気を付けてもダンボールを持ち上げた時には負担が大きいです。底の方をガムテープで補強しておけば、持ち上げた時に底が抜ける事はありません。荷物の量を計算して、小さい100サイズとその上の少し大きめの140サイズを用意しておくと良いです

ダンボールの詰め込みかた


そして、いよいよダンボールに詰める作業です。まずは本ですが、本といっても写真集や雑誌、小説とサイズがバラバラです。この時に、本を裸で入れようと考えていませんか?

移動中に本が動いて角が折れたりしては、大変です。大切にしている本は、サランラップでくるんでおくと良いです。そして、サランラップでくるんだ同士は動かないので、中も安定します。

詰める時には一番下に写真集などの大きめの本を入れ、上にコミックや小説を詰めると良いです。同じサイズの本を同じダンボールに詰め込むと、重さのバランスを取るのが難しいです。そして、CDやDVDを詰め込む時には、出来るだけ隙間が空かないようにしましょう

移動中は荷物が動き傷がつく可能性もあります。隙間が出来ないように便利なのが、サランラップです。サランラップを周囲に詰め込めば、中が動く事はありません。

衣類は、よく圧縮袋に詰め込む人がいますが、この事も注意しなくてはいけません。圧縮袋は、確かに一度の量を詰め込めるので、とても便利です。しかし、見た目が薄くなっただけで重さは変わらないのです。

そこで、薄手の物はまとめて圧縮袋に入れて、厚手の物は圧縮袋を避ける事が必要です。衣類は大きさもあるので、140サイズのダンボールに入れる事になると思いますが、この時に一緒に除湿剤を入れておくと良いでしょう。

引っ越しがすぐに出来ない場合や、引っ越してもすぐに荷物をほどけない場合もあります。この時に、中の衣類に湿気が発生したら、カビの原因になってしまいます。一番下と一番上に、衣類用の除湿剤を入れておく事が良いでしょう。

そして、何よりも気になるのが食器の梱包です。よく新聞紙に食器を包むというのが一般的だと思いますが、最近では新聞を購読しているという人も少なくなっているので、新聞紙がなかなか手に入らないという人もいると思います。

こういう時には、例えばもう読まなくなった雑誌を使うとか、食器棚シートを使うととても便利です。そして、まずはキッチンペーパーで先にくるんでおきましょう。

それから、雑誌や食器棚シートを使うとそれだけで補強率が抜群にアップします。そして、それからダンボールに詰め込むのですが、この時に可能であればお鍋を使いましょう。お鍋の中は空の状態なので、先にお鍋を入れます。それから、お鍋の底に梱包用の、いわゆるプチプチを入れます。そして、お皿やコップなどを入れて、隙間にはプチプチやサランラップを詰めましょう。

そして、ダンボールの中を見たら、四方に隙間がありますよね。この隙間にスプーンやフォークなどを入れると良いです。
その時には、サランラップでひとまとめにしておくと、どこにあるのかすぐに分かりますし、ダンボールの中でバラバラになるという事がありません。

用心しなくてはならないのが包丁です。包丁の刃先は危険ですので、特に注意がいります。ケースがあれば良いのですが、ケースがない場合には、身近な物で簡単にケースを作りましょう。やはりここでもサランラップは、かなり活躍してくれます。
薄く巻いては意味がありませんが、数多く巻けば、これほど安心なケースはありません。

そして、意外と役に立つのがテイッシュの空き箱です。まず、テイッシュを取り出す所には、ガムテープでも良いので塞いでおきます。それから、片方の横を開け、中にサランラップで巻いた包丁を入れます。この時に、刃先がどっちにあるか目印をつけておくと便利です。

最後に靴です。靴はサイズも様々なので、ダンボールに入れる時には、サイズを考慮しましょう。購入した時の箱をそのままとってあるという人は、箱に詰めれば良いのですが、そうでない場合もあると思います。

ダンボールに詰める時には、一番底にはブーツなど背の高い靴が良いのですが、上に乗せては形が崩れてしまいますよね。
ブーツなどは詰め込む前に、中に何でも良いので物を入れておくと良いです。例えば、靴下やストッキングなどでも良いですし、捨てようかどうしようか迷っていた服などでも良いので、何か中に入れておくと、荷物が詰め込みやすくなりますし、型崩れもしません。

ダンボールの置き方


そして、肝心なのは荷造りが終わったダンボールをどのように置いておくかです。その為には、まずはダンボールに印をつけておきましょう。

中に何が入っているのかも大切ですが、まずはどのダンボールをすぐに使うのか分けて、印をつけておきましょう。
すぐに使う物には Aを。すぐには使わない物にはBとつけておきましょう

同じ衣類や食器でも、すぐに使う物と使わない物があります。引っ越した後、すぐに分かるように印をつけて、引っ越し業者が来た時には、Aの荷物、Bの荷物と分けて渡しましょう。そうすると、引っ越した時にもAとBが別分かれているので、すぐに見分けがつきます。

引っ越しは、引っ越しをする前にも、引っ越しをした後にもかなり疲れるものです。
出来るだけ効率の良い荷造りを心がけましょう。

▼一番安い引越し業者がすぐに見つかる▼